秋岡欧
あきおか おう
秋岡欧
1958年、東京都目黒区生まれ  バンドリン(ブラジリアン・マンドリン)をはじめ、ギター、カヴァキーニョ(小型4弦ギター)、ヴィオラ・カイピーラ(10 弦ギター)など、ブラジル系弦楽器を中心としたマルチプレイヤー&コンポーザー。10代の頃から様々なスタイルの音楽に親しむが、大学在学中にブラジルに留学。その頃より本格的にショーロをはじめとするブラジル音楽にも取り組み始める。  89年、笹子重治(ギター)、沢田穣治(コントラバス)と「ショーロクラブ」を結成し、90年ファーストアルバムを発表。ブラジル音楽の影響を受けながらも独自のサウンドを確立し、以来現在までオリジナル作品9作、通算22作のアルバムをリリース。映画、テレビ、ラジオなどの音楽制作も数多く手がけている。インスト・ユニットながら、近作には初の全曲ボーカルトラック(with /ジョイス、アン・サリー、畠山美由紀、青木里枝from flex life)による「Sonora」(ソニーミュージック/2003)などもある。  また同グループでの演奏、作・編曲、プロデュース活動の傍ら、故ギリェルミ・ヂ・ブリート、ミウーシャ、マウリシオ・カヒーリョ、ゼリア・ドゥンカンといった個性派ブラジル人ミュージシャンはもとより、国内外の多様なアーティストとも共演し、2000年には笹子重治とのデュオ・ユニットによるオールブラジルプログラム作品「DUO」(オーマガトキ)をリリース。その他の主なレコーディング参加作品も中国映画「青い凧」(93年東京 国際映画祭グランプリ作品)、相米慎二監督遺作「風花」、呉美保監督・脚本「オカンの嫁入り」等のサウンド・トラックからロック、ポップス、コンテンポラリー、ワールド・ミュージックにいたるまで、ジャンルの壁を越えて多岐にわたる。  ショーロクラブ最新オリジナルアルバムは「Trilogia」(ビデオアーツミュージック/2009)。
Official site
http://www.oh-akioka.net/