松田美緒

松田美緒

世界中にひろがるポルトガル語圏、スペイン語圏の国々の音楽をグローバルな感性で歌う歌手。リスボンからカーボ・ヴェルデ、ブラジルへ至る大西洋の音楽地図を描いた『アトランティカ』で 2005 年にビクターよりデビュー。以後、ブラジルで2枚のアルバムを制作。 2010 年、ウーゴ・ファトルーソ、ヤヒロトモヒロと作り上げたソロ4作目の 『クレオールの花』でスペイン語圏までその世界を見事に広げ、国際交流基金主催による南米3 国ツアー&帰国公演を開催。 2011 年、ウルグアイ、アルゼンチンで録音した 5th アルバム『コン パス・デル・スル』をリリース。毎年、南米や欧州、カーボ・ヴェルデなどの国々を訪れ、心を通わす現地のアーティスト達とコラボレーションを重ねる。 2012 年から日本・日本語というルーツに立ち戻り、海外へ移民した人々の歌も含め、時の流れにうずもれ、世の中に知られることのなかった「日本のうた」を掘り起こしている。2013年7月には、国際交流基金主催によるツアーで、韓国の3都市で公演をおこなう。 世界に土地と人々に息づく音楽ルーツをその身体で吸収し、うたう吟遊詩人。 その声には彼女が旅した様々な地域の魂が宿っている。